中国赴任前コラム-結婚と恋愛

このコラムは、中国へ赴任される方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

伝統的な中国的な結婚は、儒教の家族観そのものでして、父母の意思に基づき、仲人の取り持ちにより実現しました。そのため、不自由でしたが、極めて離婚率が低く安定していました。20世紀20年代末から、中国人の結婚に対する観念が変わりつつ、自由恋愛からの結婚が一気に増えていきました。しかし、その結果の一つとして、離婚率も上がりました。また、中国の恋愛観念はどうでしょうか?中国人が結婚式を挙げる時、費用はいくらかかりますか?今回は、中国の恋愛と結婚事情について、見てみましょう。

 

父母之命,媒妁之言fù mǔ zhī mìng,méi shuò zhī yán

父母之命,媒妁之言(fù mǔ zhī mìng,méi shuò zhī yán)とは、男女の恋愛・結婚は父母の命令と仲人の取り持ちに基づくということです。なぜなら、昔の女性は外出する機会が少なかったです。お金持ちのお嬢様は毎日部屋で琴棋書画を学んで、貧しい若い女性も家の農作を手伝っていました。それに、「门当户对mén dāng hù duì」(家柄が釣り合っている)という考え方が根付いているため、親は子供の結婚相手を決める時に経済状況や社会的な地位をとても重視していました。また、男女双方が生まれた年・月・日・時などを表す「生辰八字(shēng chén bā zì)」を見るのも必須条件でした。今の血液型とか星座とかの相性を見ることに相当します。「父母之命」という考え方が今にも影響していて、男女の結婚が両親に認められなかった場合別れる人もいます。

 

婚姻自主hūn yīn zì zhǔ

父母之命,媒妁之言(fù mǔ zhī mìng,méi shuò zhī yán)は先秦時代にもう形成している制度ですが、20世紀20年代末の『民法』により初めて変更され、だんだん男女自主へ変わります。 また、50年代以来婚姻の自主化も進めています。男女双方が自由に結婚と離婚ができるようになりました。その反面、離婚率が高めるのもありました。60・70年代からの30年近くの間、人々は結婚する際、人柄・性格・向上心の有無などを追及していました。近年では、結婚にあたって、家と車など物質的な条件を追及する人が多く、豪華な結婚式が憧れで、経済的な負担が大きくなっています。

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