Category Archives: とりあえず!中国に住んでみたコラム

中国駐在12年目のHさんが今になって中国語の勉強をはじめた理由

日頃お世話になっているHさんは、日本人駐在員として日中を行き来しながらまもなく中国生活13年目を迎えようとしています。Hさんは最初中国語の勉強をしていたものの、中国に来てからは仕事が忙しいのと会社に日本語ペラペラの通訳(中国人スタッフ)がいるため、勉強が疎かになっていたようです。そんな彼がここにきて、また学校に通い出したのです。

 

その理由をきいてみると、Hさんは「通訳が訳する中国語に疑問を抱くようになった」と言うのです。彼が自分の身に起きたケースについて話してくれました。

 

ケース1:中国人スタッフ(通訳)と日本人駐在員との理解にズレがある

ケース2:中国人スタッフが“良かれと思って”自分の解釈を入れて通訳する

ケース3:中国人同士で嫌な雰囲気になりたくないと思っている中国人は多いため、こちらの望む通りに訳してくれない

ケース4:こちらが100言っているのに、10くらいしか訳しない様子を見て疑問を抱

 

「これらが原因ではないか」と思われるトラブルや面倒は少なくないそうで、「なんとなくでも自分で通訳される内容を理解できていれば、そのようなことが防げる」と考えたそうです。

 

特にケース2,3の“国民性の違いが通訳に影響する”可能性については、私もよく理解できます。

 

「うちのスタッフは日本語がペラペラだから」と通訳を任せきりして安心していてはダメなようですね。

 

今年上半期の流行語を“中国語”で振り返ってみる(※クイズあり)

今年も残すところ4か月。社会も我々の意識もライフスタイルも様々なことが変化した2020年ですが、上半期の流行語はやはり「コロナ」に関する言葉が多いようですね。

 

では2020上半期の流行語を中国語で10個ご紹介します。

日本語訳を当ててみてください!

 

  • 安倍口罩 
  • 东京警报 
  • 无现金   
  • 出轨
  • 集合啦!动物森友会
  • 社会距离
  • 加倍奉还
  • 土豆沙拉
  • 订阅服务
  • 抖音

 

全部わかりましたか?答えを見ていきましょう。

 

  • アベノマスク
  • 東京アラート
  • キャッシュレス
  • 浮気:出轨(chūguǐ)はもともと「脱線する」の意味ですが、「浮気」という意味で使われることも多いです。   
  • あつまれ!どうぶつの森
  • ソーシャルディスタンス
  • 倍返しだ!:加倍奉还(jiā bèi fèng huán)中国でも半沢直樹は評価は高く、特に演者の大袈裟な表情もウケているようです。     
  • ポテトサラダ:“ポテサラ論争”
  • サブスク 
  • TikTok:中国では抖音(douyin)と呼ばれます。これに使われる音楽はヒットします。

 

如何でしたか?何問正解できたでしょうか。

2020年下半期は、どんな流行語が誕生するでしょう?

中国語って、誰に習ってもいいですよね?

中国人なら皆、中国語を話せます。

では、相手が中国人なら誰に中国語を習ってもいいのでしょうか?

 

私が長年の経験からズバリお答えします。

 

答えは「NO」!

中国語教室コラムだから“忖度”しているわけではありません。

今回はその理由についてお話したいと思います。

 

中国に渡って数年、私は日本の友人から現地の大学生を紹介されました。友人は節約のため中国語教室には通わず、地元の大学生に中国語を習っているというのです。

 

私も早速、週に2回家に来てもらうことにしました。

しかし、テキストの勉強を始めてすぐ(あっ、これは失敗した)とわかったのです(※授業は中国語で行っていました)。

 

例えば。

「严格と严肃の違い」について質問すると、答えは「一样」(同じ)か「差不多」(ほぼ同じ)。しかしテキストには严格か严肃か選ばせる問題が載っていますよね。そう言うと彼女は決まってこう答えます。「凭感觉」(感覚で)。

私にネイティブと同じ「感覚」があれば、わざわざ勉強などする必要はないのだけど・・・。

 

この時、重点大学(一流大学)の大学生2人に交互に習っていたのですが、もう一人は質問に答えてくれるものの、後で調べてみるとその解釈がデタラメだったということが多々ありました。

 

しかし、それは彼女たちのせいではありません。実をいうと私も日本語を教えようとしたことがあるのです。結果は散々でした。

「なぜ8日は“ハチニチ”と言わないの?」「なぜ“私わ”と書いたらダメなの?」と問われても「丸暗記するしかない」「慣れるしかない」としか答えられなかったからです。これって日本語教師ならきっと答えられる質問ですよね。

 

私の中国語は一向に上達せず、その後、優秀な中国語の専門講師を探して勉強をし直すことになりました。さすがは中国語を教えることを専門にしている先生だけあって、どんな質問にも的確に答えてくれました。目指していたHSK級が取れたのはすべてこの先生のおかげだと思っています。

 

上級者で会話力の維持だけが目的であれば相手を選ぶ必要はありません。

ですが、初級・中級の方が授業料の安さにつられて先生を選んでしまうと、後々損をするということを、ぜひ頭の片隅に置いておいて欲しいのです。中国語は専門の先生に習うべきだと私は思っています。

便利さにヤミツキ!中国生活の相棒「ウォーターサーバー」

中国では直接水道水を飲むことができないため、あちこちに(もちろん自宅にも)ウォーターサーバー「饮水机」(yǐn shuǐ jī)が設置されています。

 

家にウォーターサーバーがあると、その快適さに驚いてしまいます。

コックをひねるだけで冷水とお湯が出てくるので、お茶が飲みたくなった時も、お客をもてなす時も(※中国では客にコーヒーや紅茶ではなく、ウォーターサーバーの冷たい水を出すことが多い)即座に対応できるのです。おのずと水を飲む習慣もつきました。

 

「ウォーターサーバーボトル/大桶水(dàtǒngshuǐ)ひと月○本まで無料」と決まっている駐在員用アパートも多く、私は麺を茹でる時や野菜をさらす水用に使うようにしています。

 

ちなみに洗顔や歯磨きにウォーターサーバーの水を使う人も少なくありません。私は面倒なので水道水を使います。現地のおじいさんおばあさんが普通に水道水を使って長生きしているのだから大丈夫ではないか、と勝手に思っているのですが、気をつけるに越したことはありませんね。

 

水道の水が直接飲める日本はすごいと思いつつ、「帰国したらウォーターサーバーのある生活をしよう」と考えるほど、ウォーターサーバーのある生活は快適なのです。

 

私が中国で偽名「○○」を使う理由とは?

中国でレストランやホテルを予約するには、電話で自分の名前を伝えなければいけません。

名前を聞かれたら、「我姓(Wǒ xìng)○○」(私の姓は○○です)と答えます。

しかし中国人と日本人の苗字は異なるため、漢字の説明も必要になります。

 

例えば、あなたが中西さんという名前ならとてもラッキーです。

「我姓中西,中国的中(中国の中),东南西北的西(東西南北の西)」と伝えればよいからです。比較的伝わりやすいですよね。

 

例えば私ですが、中国語学習歴は長いものの、名前がなかなか通じません。もちろん発音が悪いせいもあるのですが、発音が難しくて伝えにくい苗字なのです。予約をしたレストランに行ってみると、予約ボードに私の名前が「日本人―○名」と書かれていたこともありましたっけ(汗)。

 

あなたの苗字はいかがですか?あなたは自分の名前の漢字を中国語で上手く伝えられますか?

 

でも、私にはある“秘策”があるのです。

それは、予約が必要なところで「田中」という偽名を使うことなんです(※私の名前は「田中」ではありません)。

 

理由は、中国で「田中」と名乗っても、漢字を聞かれることがまずないからです。

 

1972年、周恩来首相と日中共同声明に調印して日中国交正常化を実現させた田中角栄首相のおかげで、中国で「田中」の名を知らない人はいないのです。

 

「名前が通じない~」と困ってしまうときは、「田中さん」になってみるのも一案です。

 

でもそんな事のないように、イーチャイナで先生に自分の名前をしっかり特訓してもらってから、堂々と“本名”で中国に行ってくださいね!

 

“○るぶ”に頼らず食べたいものを探そう。中国版食べログ「大众点评」!

外食する時は「大众点评」(dà zhòng diǎn píng)を見て決めることが多いです。

ガイドブックに載っているレストランよりも、もっと“リアルな評価”を知ることができるからで、ちょう日本の「食べログ」と似ています。

 

「大众点评」とは、2003年に創業された中国最大の口コミ投稿サイトで、グルメの他にも、

マッサージやカフェなどなど、出張に行ったら使いたい色々な口コミが検索できます。

 

サイトの使い方ですが、まずは一番左上にある「更换」をクリックして都市を選択し、「美食」にカーソルを当てると、火鍋、粤菜,小吃,小龙虾(ザリガニ)などなど、次々にジャンルが表示されます。

 

食べたいジャンルを選択したら、次は「地点」(場所:dìdiǎn)であなたの宿泊ホテルがある地区を選択すれば、ホテル付近にある候補のレストランが表示されます。

 

料理の写真が見られたり、1人あたりの平均消費金額「人均」(rénjūn)、~件の評価数「~条点评(diǎnpíng)」などもわかって便利です!

 

今回紹介したのはPC版ですが、「大众点评」をスマホにアプリをダウンロードすることも可能です。

 

見ているだけでも楽しい「大众点评」を上手に活用してみてくださいね。

ただし中国では人気のレストランは満席の事も多いので、ホテルスタッフなどに事前に予約電話を入れておいてもらったほうが確実かもしれません。

中国で「干杯(乾杯)~!」って言ったらヤバイ? 

今年もビールが美味しい季節になりました。

ビールと言えば、中国では個人的な付き合いもビジネスの席にもお酒が欠かせません。

「乾杯」を中国語辞書で引くと「干杯(gānbēi)」。発音も日本語と似ているし、初心者の方もとても使いやすいですよね。

でもちょっと待って!お酒に弱い人が中国の酒の席で「干杯!」と言ってしまうと、大変なことになってしまうかもしれません。

実は、中国の「干杯」とは、まさに“杯に入っている酒を飲み干す”こと、つまり「一気飲み」の意味になるのです。だから、「干杯」といった限りは一気に飲み干さないとルール違反になってしまいます。

ではお酒に弱い人はどうしたらいいでしょう?

一気に飲み干す自信のない人は、グラスを傾けるときに「随意,随意(suí yì suí yì)!」(自由に飲みましょう)といってから飲むといいでしょう。

日本と中国ではお酒にまつわるマナーが異なります。お酒の失敗がビジネスに影響しないように注意が必要です。

下戸の人は、前もって先方に伝えておくとか(肝臓の数値が悪いとウソをつく人も・・・)、少しだけ飲める人は、手元にこっそり水の入ったボトルを置いておき、途中からそれに切り替えて潰れないようにするとか・・・中国にいる日本人ビジネスマン、お酒に関しては色々“試行錯誤”されているようです。

台湾旅行にて:「教科書で習った単語と違う?」

「旅行では自転車をレンタルするよ」

「台湾で自転車は“自行车”ではなく脚踏车(jiǎotàchē)だからね」

台湾に遊びに行く友人とこんな会話を交わしたことがあります。

広大な中国には方言があります。中国と台湾では同じ“中国語”を使いますが、台湾独特の言い方をする単語も。今回は旅行で覚えておくとよい単語をピックアップしてみます。

自転車はやめてタクシーに乗ることに。タクシーは「计程车」(jìchéngchē)、そして運転手さんに話しかける時は「司机先生」(sījī xiānsheng)と呼びかけます。

さて、お腹がすいたので食べ放題のレストランを探しますが“自助餐”の看板が見当たらない。実は台湾ではビュッフェのことを「吃到饱」(chī dào bǎo)というのです。

ようやくレストランを見つけました。早速店員さんを呼んでみます“服务员!”。

でもウェイターさんが少し戸惑っている?

実は、台湾では店員さんを呼ぶ際は「小姐」(xiǎojie)「先生」(xiānsheng)を使うのです。

「あっ!」スプーンを落としてしまいました。新しいスプーンをもらうには、“勺子”ではなく、「汤匙」(tāngchí)とお願いしましょう。

あと、ホテルに戻る前に夜食に何かテイクアウトしたいなあ。

こんな時は、“打包”ではなく带走(dài zǒu)を使うのが一般的です。

このように、言い回しの異なる単語は多くありますが、台湾では教科書で習った単語が理解してもらえます。安心してどんどん会話を楽しんでくださいね!

中国でも人気の日本ドラマ

中国でも日本のドラマが人気です。大手映画情報サイト「豆瓣」の調査によると、昨年度、中国で

1番人気の高かったドラマは黒木華主演の『凪のお暇』、2位は『坂の途中の家』、3位は中国版Twitter微博(ウェイボー)で250万人のフォロワーを持つ木村拓哉主演の『グランメゾン東京』でした。日本国内の人気とほぼリンクしていますね。

 

さて、中国でも人気の日本のドラマにどんな中国語のタイトルがついているか気になります。

次のドラマの日本語タイトルを当ててみてください!

 

  • 『逃跑可耻但有用』
  • 『空中急诊英雄』
  • 『在世界的中心呼喊爱情』

 

答え:

1.『逃げるは恥だが役に立つ』

逃跑(táopǎo)=逃走する、逃亡する

可耻(kěchǐ)=恥ずべきである、恥ずかしい

但(dàn)=しかし、だが

有用(yǒuyòng)=役に立つ

 

2.『コードブルー・ドクターヘリ緊急救命』

急诊(jí zhěn)=エマージェンシー、救急

ちなみに、主演の“山P”こと山下智久さんは、昨年度“中国で一番人気のある日本人俳優”に選ばれています。

 

3.『世界の中心で、愛をさけぶ』

呼喊(hūhǎn)=叫ぶ

 

正解できましたでしょうか?

こうしてみると、日本語のタイトルがそのまま中国語になっていることも多いようです。

日本で人気のドラマは中国でも人気。まさに“良いドラマは国境を越える”ですね!