中国語って、誰に習ってもいいですよね?

中国人なら皆、中国語を話せます。

では、相手が中国人なら誰に中国語を習ってもいいのでしょうか?

 

私が長年の経験からズバリお答えします。

 

答えは「NO」!

中国語教室コラムだから“忖度”しているわけではありません。

今回はその理由についてお話したいと思います。

 

中国に渡って数年、私は日本の友人から現地の大学生を紹介されました。友人は節約のため中国語教室には通わず、地元の大学生に中国語を習っているというのです。

 

私も早速、週に2回家に来てもらうことにしました。

しかし、テキストの勉強を始めてすぐ(あっ、これは失敗した)とわかったのです(※授業は中国語で行っていました)。

 

例えば。

「严格と严肃の違い」について質問すると、答えは「一样」(同じ)か「差不多」(ほぼ同じ)。しかしテキストには严格か严肃か選ばせる問題が載っていますよね。そう言うと彼女は決まってこう答えます。「凭感觉」(感覚で)。

私にネイティブと同じ「感覚」があれば、わざわざ勉強などする必要はないのだけど・・・。

 

この時、重点大学(一流大学)の大学生2人に交互に習っていたのですが、もう一人は質問に答えてくれるものの、後で調べてみるとその解釈がデタラメだったということが多々ありました。

 

しかし、それは彼女たちのせいではありません。実をいうと私も日本語を教えようとしたことがあるのです。結果は散々でした。

「なぜ8日は“ハチニチ”と言わないの?」「なぜ“私わ”と書いたらダメなの?」と問われても「丸暗記するしかない」「慣れるしかない」としか答えられなかったからです。これって日本語教師ならきっと答えられる質問ですよね。

 

私の中国語は一向に上達せず、その後、優秀な中国語の専門講師を探して勉強をし直すことになりました。さすがは中国語を教えることを専門にしている先生だけあって、どんな質問にも的確に答えてくれました。目指していたHSK級が取れたのはすべてこの先生のおかげだと思っています。

 

上級者で会話力の維持だけが目的であれば相手を選ぶ必要はありません。

ですが、初級・中級の方が授業料の安さにつられて先生を選んでしまうと、後々損をするということを、ぜひ頭の片隅に置いておいて欲しいのです。中国語は専門の先生に習うべきだと私は思っています。