中国入国の隔離

新型コロナ対策として実施中の「14日間のホテル隔離」については先日お話しましたが、最近隔離を終えてきたばかりの同僚からの最新補足情報をシェアしたいと思います。

 

彼は毎日続く同じような内容の中華弁当に飽き、運動不足でお腹が空かず、毎日ラジオ体操を行い運動不足解消に努めたそうです。縄跳びを持っていく人もいるそうです。

彼が「持って行ってよかった」と言うのが、「カゴメ野菜たっぷりスープ」(レトルト)とクラッカー。スープを温めるためにホテルからラーメン皿を借り、そこに沸騰させたお湯をいれ湯煎して食べたそうです(あつあつにはならないそうですが・・・)。

荷物検査は一切なかったそうなので、違反にならないよう、工夫して食べ物を持参しましょう。

 

また、隔離期間に仕事をする方も多いと思いますが、WIFIが非常に弱く、皆さん困られていたそうです。無線LANを借りてもあまり改善せず。対策を考えておきましょう。

 

隔離中の連絡はすべて微信(ウィチャット)を通じて行います。事前説明では「日本語ができるボランティア通訳がいる」とのことでしたが、実際は機械翻訳にかけたような日本語でのやり取りで、非常にわかりにくかったそうです。

微信(ウィチャット)には翻訳機能がついています。難しい内容は翻訳機能を使って中国語に変換してやり取りすると、スムーズにコミニュケーションできたということです。

 

また、彼が隔離されたホテルはクレジットカードが使えず、日本円も両替できませんでした。

彼は新規赴任者のためウィーチャットペイをもっておらず、隔離ホテルから街への移動、荷物運搬費用、PCR検査代金など、想像以上の現金が必要となり、デリバリーを頼むすらできませんでした。

彼と同じく新規で赴任される方は、多めの人民元を持っていくと安心です。