中国旅行報告(04年4月29日~5月5日)

■年間スケジュール

GWを利用して、盧(ルー)先生と生徒さん6人で中国旅行に出かけました。上海、杭州と周辺都市を周る7日間のツアーです。
1日目は上海到着後紹興へ行きました。紹興と言えば、日本でも紹興酒で有名です。有名な政治家周恩来や、現代文学の作家魯迅の故郷でもあります。ずいぶん文化的な香りのするところです。みんなが楽しみにしていた夕ご飯はやっぱり本場。日本の中華とは全然違います。いっぱい食べて、満足満足。明日からが楽しみです。

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2日目は魯迅の故郷を見学しました。近くには運河や古い町並みが残っていて、まるでタイムスリップをしているみたいです。運河で烏蓬船と呼ばれる船に乗りました。みんなご機嫌です。「いってきまーす。」

紹興酒の工場では本場の紹興酒の試飲をしました。紹興酒の本場紹興で紹興酒を飲む、日本に帰ったら自慢ができそうです。おいしくてついつい飲みすぎてしまいました。

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3日目は蘭渓というところにある諸葛八卦村の見学です。諸葛亮の子孫達4000人近くが住む村で、美しい古代建築が残されています。村の中心にある池は陰陽対極図の形になっています。村のいたるところに風水のこだわりを見ることができて、この池を中心に八卦陣の図式に村が構成されているそうです。中国はスケールが大きいですね。ただただ圧倒されるばかりです。

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4日目はわれらが盧先生の故郷、杭州。盧先生はとってもうれしそう。ちょっとはしゃぎぎ気味?雲隠寺、西湖など、「上有天堂、下有蘇杭(天に楽園あり、地に蘇州・杭州あり)」とうたわれた杭州ならではの観光地を巡りました。夕ご飯は盧先生のお姉さんのおうちでいただきました。盧先生のお姉さんもとってもきれいです。美人姉妹ですね。レストランの料理もおいしいけれど、家庭料理もおいしいです。ごちそうがたくさんならびました。中国の一般家庭に行く機会はなかなかないので、じろじろ観察してしまってごめんなさい。

夜に盧先生の案内で足のマッサージに行きました。きれいな女性マッサージ師がにこやかに応対してくれます。旅の疲れも癒されて、まさに「地に蘇州・杭州あり」。終わった後はみんな顔がとろーんとしてました。中国は、みんな優しくて、居心地が良くて、何回でも行きたいくらいです。住んでもいいかも。そうしたら、毎日足のマッサージも通えるので。

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5日目は杭州から離れて、烏鎮へ。烏鎮も運河と古い町並みが残る町です。悠久の時が流れるとはこういう場所のことを言うのですね。どの町もそれぞれの味があって、でも、どこもなんだか昔から知っているような落ち着ける場所ばかりでした。烏鎮の観光の後は上海へ向かい、夜は上海料理でした。毎日中華じゃ飽きると思っていたのに、毎日毎日料理がおいしくて、毎日毎日毎日食べすぎです。

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6日目は上海観光。東方明珠タワーなど、中国の近代的な一面も見ました。大都会なのに、下町も残っていて、新しいものと古いものがほどよく混在しています。夜は上海サーカス。妙技、絶技の数々に、みんなハラハラドキドキしました。

次の日は旅行の最終日、あっという間の7日間。朝食を食べた後、空港へ向かいました。

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今回の旅行は普通のパックツアーでは行けないような場所にたくさん行けて、大満足でした。中国の郷土文化にも触れて、今までのイメージとは違う中国を実感しました。中華料理はレパートリーが多くて、飽きがこないのも新しい発見です。ただ、ちょっと残念だったのは、あまり中国語を話さなかったことです。今度参加するときにはもっと積極的に話せるように頑張りたいです。

楽しい旅行を手配してくれた盧先生、辛苦了(お疲れ様)。また一緒に旅行に行きたいです。